粘土瓦は家屋の約4割に使われており、家屋解体時に発生する廃材の中で廃瓦は最も多く発生する廃材です。通常廃瓦は処分場で埋め立て処分されますが、毎年100～200万トン近くの瓦が処分されており、処分場を圧迫する原因にもなっています。
力組では家屋解体で発生した瓦の廃材を自社リサイクルセンターで破砕・選別し「瓦チップ」として再資源化させています。
廃瓦の再生工程～「瓦チップ」のできるまで
廃瓦の保管
家屋解体で発生した廃瓦は弊社リサイクルセンター内のヤードで一旦保管されます。
STEP
1
破砕機
廃瓦専用破砕機で細かく砕きます。
STEP
2
磁選機（非鉄金属）
砕かれた瓦廃材の中から通常の磁力選別機では選別できないステンレス、アルミニウム、真鍮等を除去します。
STEP
3
磁選機（鉄屑）
コンベアラインを通る瓦廃材から磁力を使って混入している鉄屑を除去します。
STEP
4
1次フルイ機
最初のフルイ機で0～5mmの瓦砂が選別されます。
STEP
5
選別室
人の手で混入している不純物を徹底的に取り除きます。
STEP
6
2次フルイ機
再度、フルイ機にかけ5～15ミリ、5～10ミリなどの用途にあった瓦チップを作ります。
STEP
7
袋詰め
フルイ機でサイズ別に選別された瓦チップはトン袋（フレコンバッグ）に詰めてヤード内に保管します。
もちろんバラ売りも可能です。
STEP
8
